▶ 努力しても変われない理由を手放す方法:前編

 

長谷川
カウンセラー長谷川

努力しても自分を

変えられないのには

理由があるんだよ

柴犬
柴犬うみ

そうなんだ!

変われないのは、

あたしの気持ちが弱い

からだって思ってた

こんにちは!(^^)/

心理カウンセラー

長谷川 貴士です。


今回の記事では、主に、

「努力しても変われない理由を

 手放す方法:前編」として、


私たちが努力しても変われない

原因の一つとしてある、

「心の理由」について解説させて頂きます。


===<もくじ>====


1:私達が努力しても、
  
変われない理由

2:「怒り」が私達の 
  変化を妨げる理由

3:「怒り続けること」が 
  私たちの幸せを邪魔する

<例>「お母さんに怒っていると」


=============

 

 

1:私達が努力しても、
  変われない理由

 

「こんな自分は嫌いだ」


「こんな人生はもう嫌だ」


「だから、私は変わりたい」


こんな想いを抱いて、

私たちが努力しても、


なかなか変わることが出来ない。

同じことを繰り返してしまう。


私たちは、そんな時に、

つらさや、苦しさ、絶望や、

生きづらさを感じます。


こんなつらい経験が

繰り返されてしまう

原因が様々ある中で、


そのうちの一つが、

私たち自身の心に

あることがあります。


私たちが努力しても変わることが

出来ない心の理由を


ざっくりと大きくお伝えすると、

それは、


心が癒されていないからです。


「心が癒されていない」と、

私たちは先に進むことができません。


自分を変えることができません。


私たちの「心が癒されていない」時に

私たちが変われない理由は、


私たちが怒り続けてしまうからです。


※時間が経っても消えず

怒り続けてしまう「怒り」は、


全て「悲しみが混じった怒り」です。


「悲しみ」が混じっていない、

純粋な「怒り」の感情は、


純粋な「怒り」の感情が必要となった

その場限りのもので、

後に引きずることがありません。


「悲しみが混じった怒り」と

「純粋な怒り」については、

以前の記事(←リンク)

詳しく解説させて頂いています。

 

 

2:「怒り」が私達の心の
   変化を妨げる理由

 

私たちの心が癒されずに、

怒り続けてしまっていると、


私たちの心は、

自分が怒っている対象に

注目している状態で

固まってしまっています。

 

私たちの心が怒りで、

固まってしまっている時、

私たちは変わることが出来ません。


私たちが何かや、誰か、

時には自分自身について、

怒っている時、


もうそのことを考え続けて

いることが嫌なのに、

考え続けたくないのに、


自分が怒っている対象について、

考え続けてしまい、


不愉快な気分が続いて

しまうことがありますね。


これが、私たちの心が怒っている

対象に注目したままで

固まってしまっている状態です。


職場であった腹が立ったことを、

家に帰って来ても考え続けてしまう。


知人に言われた不愉快な一言を

いつまでも、繰り返し思い出して

許せない気分になる。


こんな経験が誰しも

あるのではないでしょうか?


これが、私たちの心の特徴です。

 


私たちの心が

「怒り続けていること」で

固まってしまうと、


目の前に楽しみや、和やかさが

あっても、選ぶことも、

手を伸ばすこともできなくなります。


不愉快な気分のまま、

怒り続け、自分の正しさや、

誰かの間違いなどを


分からせたい、証明したい思いに

取りつかれてしまいます。


自分がより楽しく、

幸せになれるように

変わることよりも、


自分の正しさや

誰かの間違いを証明したい、

分からせたい思いで

硬く固まってしまい、

 

変わることが出来なくなります

 

< 例 > 「母親に怒っている娘」


(娘の母親への怒りの思い)


「私はお母さんから受けた仕打ち

 のせいで今も苦しんでいます。


 お母さんがそれを認めて私に謝るまで

 私は変わらずに苦しみ続けることで、

 お母さんが私にした仕打ちのひどさを、

 私はお母さんに分からせます。」

 

< 娘の心理の背景 >


私たちには人情があるので、

自分が怒っている相手の

悪いと思うところを指摘して、


相手に誤りを認めさせて謝らせ、

自分を怒らせた責任を取らせたいと

望みます。


娘が母親に怒っていると、

娘は母親に誤りを認めさせ、

母親が自分に謝ってくることを

望みます。


この望みのために、娘は、

母親に間違いを認めさせるための

「証拠」を探します。


娘は、
自分の深層心理の中で、

今の「自分の苦しい状態」は、

母親の「間違いの証拠」だと決めます。

 

娘は、母親の「間違いの証拠」を集め、

揃えるために、


「自分が失敗して苦しくなること」を

無意識の内に選択したり、

「自分が苦しく思うこと」ばかりに

注目するようになります。


娘は、
自分(娘)が今苦しんでいるのは、

母親が自分(娘)にした間違った

仕打ちのためだと、母親に

認めさせたいと望みます。


娘は、母親が自分の間違いを認めて、

自分(娘)に謝ってくることを

待っています。


そのために、自分(娘)が

母親の間違いの証拠だと決めている

「自分の苦しい状態」を、


母親が自分の間違いを認めて、

自分(娘)に謝ってくるまで、

手放すことも、変えることも

出来なくなって、

硬く固まってしまっています。


( 例ここまで )


この「怒り続けること」の

作用のために、


私たちは、自分を変えるために

努力しても

根本的には変わることが出来ず、


同じ結果、同じ失敗、同じ過ちを

繰り返してしまいます。

 

 

私たちが

「怒り続けている」と、

「過去」のことでも、

「今」、現在に影響があります。


< 例です >


【 悩み 】家族と向き合えない


自分の気持ちを尊重してくれる、

優しいおおらかな父親が好きだった。


その父親や、自分に対して

理不尽に厳しい母親に不満を感じ、

怒り続けている男性のケース


自分の家庭を持った時に、

家庭円満を願って、

前向きに努力しているものの、


自分や父の気持ちを尊重しない、

理不尽だった母親に対しての

怒りや反発心を心に抱えているために、


自分の思いや考えを主張し、

守り通そうとする気持ちが

強くなり過ぎる傾向で

心が硬く固まってしまっている。


そのため、妻や子供と折り合うことができず、

いつも言い争いになってしまうので、

妻や子供から嫌われ、孤立してしまう。


その状況を変えたいと望み努力するが、

自分の思いや考えを主張し、

守り通そうとする気持ちの強さを

どうしても変えることが出来ず、


家族と折り合えず、向き合えない

夫/父親になってしまう。


( 例ここまで )

 

 

3:「怒り続けること」が
       私たちの幸せを邪魔する
<ケース>母親に怒り続けていると


私たちが怒り続けていると、

私たちが、変わるための

努力をしても、


自分が望む姿に変わるための

一歩が踏み出せない例として、


私たちが

「お母さんに怒り続けていると」

起きることを解説させて頂きます。

 

<ケース>

「お母さんに怒り続けている」


( 悩み )

人間関係が長続きしない


友人でも、パートナーでも、

関係が長続きせず、

寂しい思いや満たされない思いを

抱くことが多い。


初対面の人と話すことは平気。


遊ぶ約束をして会うのも

1、2回目ぐらいまでは問題無いのに、

その後が無理になる。


急に相手に連絡しづらくなって

どうしても連絡を入れることが

できなくなったりする。


相手からの連絡に返信することが

出来なくなってしまう。


相手からの連絡が

急に途絶えることも多い。


そんな状況を変えたいと、

毎回思っているのに、

気持ちが付いていかない。


仲良くしたいのに、友達も、

パートナーも居て欲しいのに、

関係性が続かないことが

悲しくて、つらい。


こんな状況を変えたくて、

努力しているのに、

状況を変えることができない。


( 心理の原因の一例 )


私たちの心の中に、

お母さんへの不満や許せない感情

(=怒りの感情)が

残ってしまっていると、


努力しても、自分を

変えることが出来ず


人間関係が続かない理由が

いくつも出来てしまいます。


その理由の「一つ目」を

解説させて頂きます。

 

============


<「罪悪感」が生まれる >


私たちの心の中にお母さんへの

不満や許せない感情

(=怒りの感情)が

残ってしまっていると、


私たちの心の中にある、

自分一人では気付くことが

難しい領域である、


深層心理の領域には、

「罪悪感」が生まれてしまいます。


この「罪悪感」が、私たちの

人間関係に悪影響を与えます。


「罪悪感」が、私たちの

人間関係に悪影響を与える

理由を解説させて頂く前に、


まずは先に、私たちが

お母さんに怒っていると、


「罪悪感」を抱えてしまう

理由から簡単にお伝えしますね。


私たちにとってお母さんとは、

私たちの深層心理における認識では、


私たちに命を与えてくれた

大恩人であり、

とても身近な大切な存在です。


私たちの深層心理の中での

大恩人であり、大切な存在である

「お母さん」に、


不満や、許せない思いを

抱えている状態を、


私たちの深層心理は

「恩知らず」な状態と判断して、

「申し訳ない」と思います。


そのため、私たちは、


「大恩人である母親を悪く思う

 恩知らずな自分はダメ」


このように自分を責める

「罪悪感」を抱えてしまう

ことになります。


この「罪悪感」が私たちの

人間関係に悪影響を与える

理由は以下の通りです。


私たちが自分を責める

「罪悪感」を心に抱えてしまうと、


「自分には罪に見合う

 罰が必要だ。」


この思いが生まれ、そわそわして

落ち着かなくなってしまいます。


私たちが「罪悪感」を

心に抱えている時に、


自分自身に与える「罰」として

よく見られるパターンがあります。

 

==============

  自分を幸せにさせない

 自分に与えられた幸運を壊す

==============


これです。


この自分自身に与える

「罰」のパターンの

実際の中身として、


自分が喜んでいる人間関係や、

必要としている人間関係を、

無自覚の内に壊してしまいます。


これが、「罪悪感」が、

私たちの人間関係に与える

悪影響です。


私たちが心に「罪悪感」を

抱えていると、


上記の自分に罰を与えようとする

ことの悪影響に加えて、


自分のセルフイメージにも

悪影響があります。


私たちが心に「罪悪感」を

抱えていると、


自分は罪を抱えた人間


このセルフイメージに

なってしまいます。


自己評価が下がり

自己肯定感が低下します


自分に対しての自信を失います。


自分なんか、相手にとって、

相応しくない


自分なんか、相手によろこばれる

はずがない


こう感じます。


この「罪悪感」の悪影響による

自己評価や自己肯定感の低下も、


私たちが人間関係で悩みを

抱えてしまう原因の一つです。


私たちの心に

上記の特徴があるので、


私たちがお母さんに怒っていて、

「罪悪感」を抱えていると、

「自己処罰」として、


うれしい幸運(=良縁)として、

出会えた相手と、


自分が仲良くなっていくことを

自分に許せなくなります。


私たちがお母さんに怒っていて、

「罪悪感」を抱えていると、

「セルフイメージが低下」して、


相手に引け目を
感じてしまい、

相手に近づくことが出来なくなります。


この私たちの心が持つ、

「罪悪感」の仕組みが、


お母さんに怒っていると、

自分を変えようと努力しても、

自分を変えることが出来ず、


人間関係が続かない原因の

「一つ目」です。


次は、私達が

お母さんに怒っていると、


自分が変わるための努力しても

どうしても、変われずに

人間関係が続かなくなる理由の

「二つ目」を解説させて頂きます。

 

 

< 投影(とうえい)してしまう


私たちの心の特徴として、

心の中(=深層心理)にある

お母さんへの感情を、


私たちが出会う、全ての人や、

全ての出来事に

当てはめてしまう傾向があります。


心の中に、お母さんへの

不満や許せない感情

(=お母さんに怒っている感情)

が残ってしまっていると、


私たちが出会う、全ての人や、

全ての出来事に不満や許せない感情を

感じ易くなります。


心の中(=深層心理)に抱えている

過去の感情や思いを、

目の前の人や出来事に

当てはめてしまうことを、


心理の専門用語で

「投影(とうえい)」と言います。


「投影」とは、映画を上映する時の

(昔の)仕組みのことです。


映像がプリントされた

フィルムの裏から装置(映写機)で

光を当てることで、


投影された映像(=フィルムの影)が、

真っ白なスクリーンに貼りついて、


映画として観ることが

できる仕組みのことです。

(影絵の仕組みですね。)

 

映写機画像


私たちの心理にも、この昔の

映画館と同じ仕組みがあります。


癒されずに心に残っている、

「昔の感情や思い」の影(=記憶)を、


今、目の前に居る相手や、

今、目の前で起きている出来事などに

投影」させて、貼り付けて

しまうことが日常的にあります。


(昔の)映画館の例に当てはめるなら、

私たちの心に残っている

過去の感情や思い(=記憶)が、

映像がプリントされたフィルムです。


そして、目の前の相手や

出来事がスクリーンです。


私たちの心にとって、

「お母さん」の存在は

とても大きなものです。


私たちの中に、「お母さん」への

不満や許せない感情(=怒りの感情)

が残ってしまっていると、


その、昔のお母さんへ感じていた

感情の「影」は、


私たちの

今、目の前に居る相手や、

今、目の前で起きている

出来事などの、


全てに「投影」され、

貼り付いてしまいます。


私たちは、かつて、お母さんに

感じていた不満や、許せない思いを


今、目の前に居る相手や、

今、目の前で起きている出来事などに

投影」して貼り付けてしまいます


その結果、今、目の前に居る誰かや、

出来事に感じた感情や思いに、


私達がお母さんに感じていた

不満や、許せない思いが、

上乗せさてしまいます


私たちが心に抱えている

昔のお母さんへの不満や、

許せない思いが、


今、生まれた感情に

上乗せされた分、


今、目の前に居る相手や、

今、起きた出来事に、


余計に(過剰に)不満を

感じてしまったり、


余計に(過剰に)許せない

思いを抱いてしまいます。


この私たちの心にある、

「投影」の仕組みのために、

 

=============


私たちが心の中に、

お母さんへの不満や許せない感情

(=怒りの感情)が

残ってしまっていると、


私たちは、不満を感じるような、

他者の欠点ばかりが目に

付いてしまうようになります。


他者のちょっとした失敗が

大きく感じられ、

許せなくなってしまいます。


とても怒りっぽくなってしまいます。


私たちは、人間関係において、

その怒りっぽさで、相手を驚かせ

相手を遠ざけてしまいます。


=============


私たちの心にある、

この「投影」の仕組みも、


私達が、お母さんに怒っていると、

努力しても、自分を変えことが出来ず、


人間関係が続かなくなる

理由の一つです。

 

ここで紹介させて頂いた、努力しても、

自分を変えことが出来なくなる

2つの理由(「罪悪感」と「投影」)は、


私たちの心の中に「お母さん」に対して、

不満や許せない感情(=怒りの感情)

が残ってしまっていると、

起きることの一例です。


私たちがお母さんに怒っていると、

上記のような心の働きから、


私たちが変わる努力を続けても、

心が付いて行かず、うまくいきません。

変わることができません。


失敗や挫折ばかりを経験してしまいます。


今回は、主に、

私たちが努力しても変われない

心の理由について解説させて頂きました。


次回は、私たちが努力しても変われない

心の理由をどのようにすれば手放せるのか?


自分が変われない理由を手放して、

自分が望む自分に変わることは

どうしたらできるのか?について

解説させて頂きます。


今回の記事でも触れていましたが、

私たちが努力しても変われない

心の理由は、怒り続けているからであり、


私たちが怒り続けているのは、

心が癒されていないからでした。


それでは、心が癒されるとは

どのようなことなのか?


心が癒されるために必要なことは何か?


次回、解説させて頂きます。

次回もお楽しみに!(^^)!

 

この記事を書いた人


長 谷 川 貴 士(はせがわ たかし)
大阪府箕面市で心理カウンセリングを提供している、
国家資格(公認心理師)試験合格・心理カウンセラー
ドイツに渡航するなどして、学び身に付けた
カウンセリング手法は、日本ではまだ 珍しく、しい。
既存の方法では 十分に 心の課題 を 克服することができて
こなかった、不調 人間関係方々にとって、
これまでにない しい手法は、希望 作る
ことの しい機会 となっており、特に ばれている
1980年生まれ。妹が1人いる。既婚。愛犬は 柴犬うみ。
趣味:日帰り登山、家庭菜園。日課:ジョギング。
自己紹介

さ ら に し く↓↓↓

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