▶ 母より幸せになることは罪深い?

 

 

長谷川
カウンセラー長谷川

深層心理で

幸せになることを

怖れている人は

少なくないんだよ

柴犬
柴犬うみ

えー? どうして?

柴犬のあたしには

なんでか分からない

心理カウンセラー

長谷川 貴士です。      

 

「罪悪感」は、

私たちの幸せを制限する

大きな力を持っています。


私たちが心の中に
「罪悪感」を

抱えているならば、


不思議なぐらい、

うまくいかないことが続きます。


人間関係のトラブルが
多発します。


「罪悪感」は私たちに

幸せになることを怖れさせ、

私たちの笑顔と元気を減らします。


私たちが人生に幸せを増やして、

元気に笑えるようになっていくことを


サポートさせて頂くことが多い

心理カウンセリングでは、


「罪悪感」の解消を

サポートさせて頂く場面も多いです。

 

==<もくじ>===


<罪悪感を抱える理由>

(ケース1)
「自分が家族より
幸せになってしまっている」

(ケース2)
「母親より幸せになること」

==========

 

今回からは、

私が実際のカウンセリングで


お客様が深層心理に抱えていらっしゃる

「罪悪感」をどのような観点で見つけ、


解消していくのかについて、

解説させて頂きます。


前回の記事で解説させて頂いた

内容と重複するところもありますが、


とても重要な内容なので、

前回お伝えできてない観点から

再度詳しく解説させて頂きます。

 

 

(ケース1)
「自分が家族より
幸せになってしまっている」

 

私たちは、様々な理由から、

自分でも気が付かない内に、


心に「罪悪感」を抱えてしまって

いることが多いです。


私たちが心に「罪悪感」を

抱えてしまう理由の一つに、


「自分が家族より

幸せになってしまっている」


これがあります。


「自分が家族より幸せになることが、

 どうして「罪悪感」を抱えてしまう

  理由になるの?」


こう思われる方も多いかと思います。


自分が家族より幸せになることで、

私たちが「罪悪感」を

抱えてしまう理由は、


私たちの「家族への愛」と

「生存本能」にあります。

 

< 理由1:家族への愛 >


私たちは、

家族を「愛」しているので、


家族が困っていたり、

弱っている時、

その家族を助けたいと願います。


家族の困りごとを解決する手助けをして、

自分と家族の境遇を平等にしたい。


こう思う心の働き(=「心のルール」)

を持っています。


私たちの家族が自分より

不幸で困っている時、


私たちが困っている家族を助け切れず、

困っている家族と自分とを比べると、


自分の方が多く幸せを持っていると

感じる時、


私たちは「罪悪感」を抱えます。


私たちは自分の心の中にある

 

「愛する家族を助けて、

自分との境遇の差を無くすこと」


この私達の本能に根差した

「ルール」を守ることが出来ない時、


「心の中にあるルール」に

違反したことで、


「自分はダメだ」

「自分が悪い」と感じ、


「罪悪感」を抱いてしまいます。

 

 

< 理由2:生存本能 >


私たちは、生存本能として、

自分だけが恵まれていて、

家族と格差がある状態を怖れています。


家族との間に格差があると、

他の家族から自分が妬まることで、


自分が家族の仲間で居られなくなり、

家族からの助けが得られなくなることを

「怖れ」ます。


人類の歴史の内99%の時間は、

家族などのグループに所属して、

お互いに助け合わない限り、


生き残ることができない

(=死んでしまう)時間を

生きてきました。


私たちの生存本能の中には、

私たちが家族から仲間外れになる

「怖れ」を避けるために、


必要な行動を自動的に取るための

「心のルール」があります。


その「心のルール」の一つに、


「自分だけが家族より幸せになること

=家族との格差ができてしまうこと


を(家族から協力が得られなくなるので、)

禁止する」、この「ルール」があります。


「自分だけが家族より幸せになる」

ことは、この生存本能に根差した、

自分が生き残るための

「心のルール」に違反します。


私たちは、この「心のルール」に

違反することで、

「罪悪感」を抱えます。

 

 

私たちが、自分の心に抱えている

「家族のイメージ」より、


自分だけがより幸せになることは、

上記の理由から、ルール違反であり、


家族への裏切りと感じられ、

私たちは「罪悪感」を抱きます。


「罪悪感」は、

「幸せのブレーキ」、そして、

「マイナス方向へのベクトル」

として働き、


私達の人生を根元的で、

深いところから支配しています。


この「罪悪感」が持つ、

非常に大きな強制力は、


私達の心の中にある、

「家族への愛」と

「生存本能」が持つ


私たちへの大きな強制力の

裏返しです。

 

 

(ケース2)
「母親より幸せになること」


私たちが家族へと向ける

「愛」の中でも

特に大きなものは、


私達から「母親」へと

向かう「愛」です。


その「愛」の大きさの

裏返しとして、


私たちは、「母親」との

心理的な関係性において、


大きな「罪悪感」を

抱えてしまうことも

少なくありません。


私達は、心理的にも、

細胞レベルでも


母親と密接に結び

付いていることは、

下記の記事で解説させて頂きました。


「お母さんは私?母と子の心のシンプルで深い話」

 https://poi.cleaning/toppgae/fr2


そのことに加えて、

私達から母親へと向かう

「愛」がとても大きいので、


私たちは、深層心理の中で、

困っている母親を放って

おくことができません。


そして、同時に、

母親の境遇を越えて、


自分だけが幸せになることを

本能的に怖れます。


母親を一人残して、

自分だけが、幸せに向かって

前に進むことは、


私達に、母親を捨て去る覚悟を

迫られるような感覚を

もたらすことさえあります。


その覚悟と共にある「罪悪感」の

苦しさや怖ろしさのために、


ストレスを感じる実家を出て

一人暮らしをする事や、


仲の良いパートナーとの結婚など、


自分が幸せに向かって一歩踏みだすことを

断念されてしまう方も少なくありません。

 

 


私たちが心に持っている、

自分の「母親」のイメージは、


私たちのパートナーシップや、

結婚、夫婦関係に

大きな影響を及ぼします。


私たちは、自分の心の中に持つ

イメージの母親より、


自分だけが幸せになると

「罪悪感」を感じます。


その「罪悪感」を避けるために、


結婚や、パートナーシップから

得られる「幸せ量」を、


自分の心に持っている

母親のイメージの「幸せ量」と

合わせようとします。

 

< イメージ例です >


私たちが意図や作為を持たずに、

ただ、母親を思い出した時、


その、思い出したイメージの

母親の表情が笑顔ではないことが

あります。


思い出したイメージの

母親の表情が笑顔ではないならば、


私達は、無自覚の内に、

結婚や、夫婦関係、

パートナーシップから

得ることが出来るものを、


イメージの中の母親と同じく

笑顔が少ないものに留めようと

してしまいます。


結婚や、夫婦関係、

パートナーシップから得られるものが


自分が笑顔になるような

喜ばしいものではなくなるように、


無自覚の内に、自分を

コントロールします。


私たちのパートナーに向けての

言動や、行動が、無自覚の内に、


二人の間の笑顔が

少なくなるものばかりを

選択してしまうようになります。


私たちは、自分の笑顔の量や大きさ、

つまり、幸せの量や大きさを

自ら減らすことで、


心の中にイメージとして持っている、

母親の笑顔の無い、不遇なイメージと、


自分の笑顔の無い、不遇な日々が

ぴったりと重なっていることに、

深層心理の部分で安心します。


同時に、自分の心の中に持つ

イメージの母親より、


幸せになると抱えてしまうことになる

「罪悪感」を避けることが

できたことにもほっとします。


( イメージ例ここまで )

 


この例は、私たちが母親より

幸せになってしまった

(と深層心理で感じる)ことで、


抱えてしまう「罪悪感」を

減らそうとして、


自分の幸せを減らそうとする

仕組みの例でした。


この私達の深層心理にある、

母親への愛と、その裏返しにある

「罪悪感」が作る仕組みと働きを、


私は、実際のお客様との

カウンセリングの中で、

本当に何百回と見てきました。


つまるところ、

私達は、心の中で、

母親へこのように伝えています。


「お母さん、あなたの十分に

 幸せだったとは言えない

 その境遇や、

 笑顔の無さに合わせて、

 
 私も不遇にとどまり、

 笑顔にならないように

 しておきます。


 お母さん、これが、

 私からのあなたへの

 最大限の愛です。


どうか受け取って下さい。

そして、私を愛して下さい。」


さて、私たちがこの言葉を

実際に自分の母親に伝えるとしたら、


私達のお母さんは、

笑顔になるでしょうか?

それとも

顔を曇らせるでしょうか?


上記のことについて、

これまでに私が、


お客様をカウンセリングで

サポートさせて頂いてきた中で、

見てきたことは、


それは、常に後者でした。


子供の不幸や不遇、

笑顔が少なくなることを

望み、喜ぶ母親はいません。


母親は、いつもでも

私達の幸せを

心の深いところから願っています。


このことを信じることが

出来ない方も

反発を覚える方も、

少なくないと思います。


しかし、カウンセリングの

時間の中で、


自分の心の奥深い所だけが知っている、

自分の心の真実を見つめ、

実感する場面では、


私達の幸せを一片の迷いもなく

願っているお母さんと出会います。


私たちの存在、それ自体が、

母親にとって、

何よりも大切な宝物であったことに

気が付きます。


その時、私達は、母親は

ただ不遇なだけではなかった

ことに気が付きます。


娘(息子)の自分が居る。


ただ、それだけで、すでに、

十分なほど幸せであったという

事実と出会います。


そして、自分の心の中の

母親の顔のイメージに

笑顔が灯ります。


私達の心に母親の笑顔が生まれた時、

私達はもう、自分自身で幸せを

減らす選択を繰り返して、


笑顔の少ない日々を(無自覚の内に)

自ら作り出し続ける理由を失います。


その時、私達は幸せへの道を

自由に進むことが

できるようになります。


私達が、母親より幸せに

なることができるならば、


母親はその幸せな私達より

120%増しの幸せになります。


母親にとって、子供の幸せは、

自分に訪れた幸運より、


自分の気持ちを、より明るく、

温かくさせます。


母親が笑顔で、気分が明るく

温かならば、子供である私達は、

いつでも安心していられます。


私たちは、この「気付き」と、

心理状態にたどり着く時、


私たちの深層心理にある、

母親への愛と、その裏返しにある

「罪悪感」が作る仕組みと働きを、

解消することができます。


これが、私が、実際にカウンセリングで、

お客様が「罪悪感」を解消して、

幸せに一歩踏み出すことを、

サポートする時の観点の一例でした。


次回も、お客様が、

「罪悪感」を解消して、

幸せに一歩踏み出すことを、

サポートする時の、


今回とはまた別の観点について

解説させて頂きます。


次回は、

「亡くなった兄弟について」です。


どうぞ次回もよろしくおねがいします。

 

この記事を書いた人


長 谷 川 貴 士(はせがわ たかし)
大阪府箕面市で心理カウンセリングを提供している、
国家資格(公認心理師)試験合格・心理カウンセラー
ドイツに渡航するなどして、学び身に付けた
カウンセリング手法は、日本ではまだ 珍しく、しい。
既存の方法では 十分に 心の課題 を 克服することができて
こなかった、不調 人間関係方々にとって、
これまでにない しい手法は、希望 作る
ことの しい機会 となっており、特に ばれている
1980年生まれ。妹が1人いる。既婚。愛犬は 柴犬うみ。
趣味:日帰り登山、家庭菜園。日課:ジョギング。
自己紹介

さ ら に し く↓↓↓

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