3:人生を180度変えることができた秘密


1:20年以上変わることが
できなかったNさんが、
1年、6回で変われた秘密


10年、20年と心の苦しみや、

つらい症状を 解消できずに、

不調や不安を抱えながら

生活を続けてきた。


そのような方には、ぜひ、

この記事、このシリーズを

お読み頂ければと思います。


大丈夫です!人は変わることができます。


こんにちは!

心理カウンセラー

長谷川 貴士です。


  • 20年以上変わることが
    できなかったNさんが、
    1年、6回で変われた秘密
  • Nさんの抱えていた課題 
  • 家族の中にある
    心の課題が 心身のつらい症状や
    苦しみを生む仕組み
  • 1回目のカウンセリング

 

柴犬うみと花のイラスト


20年以上にわたり、

カウンセリングなどを利用して、

自分の心の課題に取組み続けるも、

残念ながら、

確かな成果を得られずにいたNさん。


そのために心の苦しさや

両親との不仲に向き合い続け、

10年間、不眠や便秘に

悩まされてきたNさん。


この記事&シリーズを

お読み頂ければ、

そのNさんが心の苦しさ、

両親との不仲、不眠、便秘、


それらの苦しみから

解放されていった歩みと

その秘密を知ることができます。


そのことで、

これまでにはなかった、

全く新しい希望が

手に入ると思います。

 

木の小道


これから、Nさんの

1 年間 に 6 回 の

私のカウンセリング

利用された歩みについて、


カウンセリングの様子や

行ったワークの意味などについて、

詳細にお伝えしていきます。


今回はその 1 回目です。


これから、お伝えする内容は

多くの人にとっては、

馴染みのない、

初めて耳にするような

話しになるかと思います。


驚くこともあるかと思いますが、

全て実話です。


心理カウンセラーという

心の専門家だからこそ、

お伝えすることができる

内容になっています。


私達の心の新しい側面に

触れる機会だと

思って頂ければと思います。


柴犬うみと竹


2:Nさんの
抱えていた課題


2014 2 月。

私との初めての

カウンセリングに

お越しくださったNさん。


表情は硬く、ぼんやりと

した印象でした。


Nさんは、

私と目を合わせることが

出来ませんでした。


Nさんからお伝え頂いた

カウンセリングを利用することで

改善を望まれているテーマは

以下の通りでした。

 

Nさんが改善を望まれていた
身体症状 と 心の不調>


10 年間、安定剤と睡眠薬を
服用しなければ眠ることができない。


■ 10 年間、便秘が続く。


定期的に ヘルペス が発症して、

薬を服用しないと悪化。


Nさんが改善を望まれていた
悩み>

 

周囲の評価で
自分の価値を決めてしまう。


両親に始まり、特に男性から、

能無し扱いされている気がする。


尊敬される大人になりたかったが

成れていないという後悔、自責の念。


結婚出産できていないことへ

後悔と自責の念に囚われている。


「男性にバカにされる」

「男性を軽蔑している」という
ブロックが、
心にかかっている気がする。


「自分は欠けていたら安心」

「完璧になったら妬まれる」が、
何回カウンセリングを受けても、
取れてない感じがする。


周囲の人たちから

(カウンセリングや
セミナーを利用しても、)
「Nさんは変わらないね」

ともよく言われ、とても辛い。


 仕事が落ち着かず迷っている


自分の軸が欲しい

 


Nさんが改善を望まれている

テーマはこのように

多岐に渡っていました。


ですから、Nさんには、

心の、根本からの癒しを

積み重ねることで、

深く、大きな変化が

必要だなと感じました。


それには、

個人的な心の課題のみならず、

「 家族の中にある心の課題 」

癒していく必要があります。


Nさんは、1年間で、

6回のカウンセリングを

ご利用頂いたことで、

個人的な心の課題のみならず、

「 家族の中にある心の課題 」

を一つ、一つ癒すことが出来ました。


その結果、

20年以上得られなかった、

変化を得ました。

そして、悩みや苦しみを

解消されました。


Nさんが人生を
180度変えること

ができた秘密は、


個人的な心の課題のみならず、

「家族の中にある心の課題」

を一つ、一つ癒した


ここにあります。


ここがポイント!


3:家族の中にある
心の課題が 心身の不調や
つらい症状を生む仕組み


Nさんからお話を伺うことで

見えてきた、

Nさんが抱えていた、

「家族の中にある心の課題」は、

以下の通りでした。


Nさんの弟の流産

父親の姉が幼少期に死亡

母親の兄が幼少期に事故死

母親の母は戦争未亡人として、
    女手一つで家庭を支え続ける

父親妹の娘(従妹いとこ)の自殺


このような

自分以外の家族が経験した

出来事の「記憶」と

私達の心は、深層心理の

部分で「共鳴」しています。


このために、

上のような出来事と、

その出来事が作り出した

ショックや感情は、


家族同士の心の中で

共有されています。


そして、


「家族の中にある

(共有された)心の課題」

となります。


さらに、私達には、

「家族への隠れた愛」

あります。


普段、意識では気が付いていない、

自分とつながる家族への

沢山の が、

私達の深層心理には

隠れています。


この
のために、

「家族の中にある心の課題」を

私達は深層心理の中で、

無視することができません。


ですから、

「家族の中にある心の課題」に

無意識のうちに、

協力しようとし続けます。


この「家族への隠れた愛」

から無意識の内に持つ

この隠れた欲求は、

常に個人の意思より強力です。


このために、

自分の人生を生きることより、

無意識の内に、

「家族の中にある心の課題」

協力することを優先します


そのために、人生が、

自分の意識で思い描いている

ものとは

ウラハラな状況になっている

ことも少なくありません。


「家族の中にある心の課題」に

協力するために、


自分の思いや理想とは、

別な行動を無意識の内に

選んでしまいます。


ここで、その分かり易い

実例をあげます。

 

モニターカウンセリングを
利用して下さったお客様の
実例


ある女性は、お母さんと

二人暮らしでした。


その女性は、

母親と二人で暮らす家を出て

一人暮らしを望んでいました。


母親とは同じ家に

暮らしていても、

話すこともほとんどなく、

話してもケンカになる

ばかりでした。


その女性は仕事をしていたので、

一人暮らしをするのに

十分な収入がありました。


しかし、夫を失っている

母親を一人にすることに

ためらいがあり、

20年近く、家を出て、

一人暮らしをすることを

あきらめ続けてきました。


母親を残して、家を出ることを

思うと、結婚も考えられない

という心理状態でした。


◇  ◇  ◇

 

この<実例>の女性にとっては、

夫を失い、かたくなに

なってしまっている母の心情が、

「家族の中にある心の課題」

となっています。


そして、その母の娘は、

一人暮らしをしたい、

結婚をしたい、と望む思いとは

ウラハラに、 


「家族の中にある心の課題」

に協力するために、


母のもとを離れず、

家を出る事や、

結婚という選択肢を無意識の内に

自分に禁止しながら、

20年以上、母との同居を

続けてきました。


この女性が、

私のカウンセリングを

利用して下さったことで、


「家族の中にある心の課題」

に協力して、

自分の人生を犠牲にする

選択肢を手放すことが

出来るようになりました。


その結果、家を出て、

念願の一人暮らし

が出来るようになりました。


そして、その方が、より

母親とも仲良くなれたそうです。

( 実例紹介ここまで )


柴犬うみと草


「家族の中にある心の課題」

元になっている、

家族にショックを与えた出来事は、

すでに過去のことに

なってしまっていることがほとんどです。


Nさんのケースでも、そうでした。


ですから、今を生きている私達には

過去のことについては

どうすることも出来ません。


このために、

「家族の中にある心の課題」に

ついて、

「家族への隠れた愛」

よって関りを深めようとすれば、

するほど、


その課題について、自分が

 ほとんど何も役に立つことが

できない状況が生まれます。


心の傷に苦しむ家族を

見てるだけしかできない

自分に気が付きます。


家族の助けに
なることが

できない自分に気が付きます。


そして、自分だけが

無事な人生を続けていることに

罪悪感が生まれます。


「罪悪感」は自分に

罰を与えることを要求します。


そのために、
無意識の内に、

自己処罰

自分に与え始めます。


その、自己処罰として、

本来なら自分に許されている、

幸せや、温かさ、つまり、


自分の能力や才能を

存分に活かすことや、


家族や友人との

暖かな繋がり、

様々な喜びや楽しみを

存分に味合うことから、


自分を無意識の内に

遠ざけてしまいます。


この「罪悪感」

自己処罰仕組みによって、


私達の人生に生まれ続ける

心の苦しみや、ストレスが、


心身の不調や

つらい症状が生まれる

根本の原因です。



ある女性の実例再び


先ほど、

紹介させて頂いた女性にも、

この「罪悪感」自己処罰の仕組みが

深層心理で働いていることが

見つかりました。


夫を失っている母親の
心情

(喪失感、悲しみ、くやしさなど)を、


自分の存在では、癒すことも、

埋め合わせることができていない。


母親は、自分がそばに居ても、

いくら一緒に居続けても、

いつまでも、不機嫌で、

かたくななまま変わらない。


女性は、この状況に

「罪悪感」を抱いていました。

その「罪悪感」の自己処罰として、

自分が母親から自由になること、

結婚に心を向けて進むことを

自らに禁止していました。

( 事例ここまで )

 
◇  ◇  ◇

 

Nさんにも、

ここで紹介させて頂いた女性と

似たような心理状態がありました。


そのNさんも、私の

カウンセリングを利用して

下さったことで、

「罪悪感」と自己処罰の

仕組みから、抜けだして、


本来の自分や、

家族との繋がりを取り戻し、

将来への希望を

取り戻す道を歩まれました。


そのNさんの

初回のカウンセリングの

様子は以下の通りでした。

 

 

4:1回目のカウンセリン

 

Nさんからご希望や

お話しを伺った結果、

Nさんの心が共有している、

「家族の中にある心の課題」

の一つから目を向けることに

なりました。

 

1 回目で取組んだ「家族の中にある心の課題」


父の姉が幼少期に

亡くなってしまったこと

からの影響について。


カウンセリングの経過


カウンセリングを始めてみると、

Nさんが自分の感情を

ほぼ感じることができない

状況であることが

すぐに分かりました。


カウンセリングの中で、

イスで見立てた父・母を

見たくない気持ちがありました。


しかし、その父・母へ

背を向けることも、また出来ず、

身動きが取れない感じ。


この葛藤が現れてきました。


そして、


Nさんは、部屋の外に出て行って

しまいたい衝動を感じ始めました。


その後、


カウンセリングを進める中で、

Nさんは、怒りを感じ始める

ことが出来るようになりました。


しかし、

その怒りを表現してしまうと、


「卒倒して意識を無くして

 倒れてしまいそう」


な感じがして、

怒りの感情を十分に表現するまでは

できませんでした。

 

<解説>


ここがポイント!

 

「自分の感情を

    ほぼ感じることができない」のは、


「家族の中にある心の課題」

深く関係している、

家族のメンバーの「記憶」と、


深層心理の中で、

強く「もつれ」てしまっている

時に多い症状です。


家族のメンバーの「記憶」と

強く「もつれ」てしまうことで、


自分の心の大部分が、

その「もつれ」てしまっている

「記憶」の持ち主の心に

なってしまいます。


そのために、自分の心を

失ってしまいます。


そして、自分の感情が

分からなくなります。

 

◆  ◆  ◆

 

また、

カウンセリングの中で、お客様に、

「部屋の外に出て

 行ってしまいたい衝動」が

あらわれてくることがあります。


それは、自分の

「生」を否定するために、


「死」へと向かいたい衝動が

心の中にあることの

あらわれなことが多いです。

 

そこで、私は、

Nさんに、試しに、

イスであらわしている父親へ、


「たとえ、あなたが

 行っても私は残ります。」


これを伝えてもらうことを

提案しました。


結果、
Nさんは、それを

言うことが出来ませんでした。


そして、Nさんは、私の提案に

ただ、涙を流されるばかりでした。

 

◆  ◆  ◆

 

では?なぜ、Nさんは、

イスであらわしている父親へ、


「たとえ、あなたが 

 行っても私は残ります。」


これが言えなかったのか?

Nさんは、なぜ涙を流し始めたのか?


次回に続きます。

 

次の記事はこちらから

https://poi.cleaning/toppgae/cn4

>ひとつ前の記事に戻る
 2:10年以上の悩みや苦しみが終わる時