自分の奥底での変化が継続していく手応えがありました
お客様の声 12
東京都在住・女性・S.S様
3回目の利用後の声
<S.S様の声ここから>
最近、自分のこれまでの
人生(価値観・仕事への意欲・人間関係)が
しっくりこなくなってきた感じがある一方で、
これから何をしたいのかという
自分の気持ちもわからず、
どこに向かって進んだらいいか
迷いが次第に大きくなっていました。
また、常に矛盾した気持ちが
心の中で闘っている感覚があったのですが、
習慣になってしまっている自分の考え方では
混乱を生んでいる原因を突き止めることができず、
自分の傾向や癖に気づく
サポートをしていただければと思い、
長谷川さんの心理カウンセリングを
利用しました。
お会いする前から、
メールカウンセリングを通じて、
長谷川さんの質問に答えていく中で、
現在の自分の課題について
考えるヒントをたくさん与えていただき、
「人生全般に迷いが生じている」という
漠とした状況の中から
具体的な課題を拾い出し、
セッションの前に自分の中である程度、
ワークしたい問題点を整理することが
できたと思います。
◇ ◇ ◇
特に、最近経験したある人間関係では、
自分の気持ちに正直に行動したにもかかわらず、
相手にとっても自分にとっても
不愉快な結末を迎えることが多かったのですが、
同時にその関係がうまくいかないことに対し
ほっとする部分も大きかったことを
長谷川さんにお伝えすると、
「幼少期に形作られた「心の型」があると、
判断力に狂いと曇りが生まれ、
何が何やら気付かぬうちに、
イヤな結末を迎えてしまいます。
心のどこかでは、うまくいかないことが
痛いほど分かっている部分があり、
また、心の別のところでは、
それでも、
その結果に突き進まなければ
気が済まない部分(=心の型)もあります」
というお返事をいただき、
正直ドキッとしました。
上記の関係において
「この関係はうまくいかない」という
「心の型」で固定化された結末感情を
繰り返し感じている自分に対する実感が、
確かにありました。
セッションでは、この点を
掘り下げてご相談できたら、と考えました。
◇ ◇ ◇
初回と、2回目のカウンセリングでは、
何が自分の「心の型」で、
どのように形作られたかということを、
家族関係のダイナミズムの中で
体験していくセッションを行いました。
自分の中では家族関係に
特に問題はないと思っていたので、
セッションの中で最初に
家族に重点が置かれたことは
意外だったのですが、
ワークの中で自分でも
気づかない感情や幼少期の記憶が
どんどん出てくるのには、驚きました。
自分が生まれる前に他界した親族も含めた
大きな家族の構図の中で、
愛着やゆがみといった関係性が
時代を超えて受け継がれており、
ルーツというものが現在の
自分に大きく影響を与えていることを、
身をもって知ることができました。
また、家族の視点から
自分を含めた家族関係を見渡したり、
家族の自分に対する感情が、
自然に湧き出してくることも、
新鮮な体験でした。
◇ ◇ ◇
3 回目のカウンセリングでは、
最近の人間関係で浮き彫りになった
問題点に的を絞ってセッションを行いました。
その中で、最近の人間関係で
感じていた問題点は、
前回までのワークの中で出てきた
家族関係の中で形成された「心の型」や
幼少期に培われた自分の中の
潜在的なニーズが大きく関わっていたことに
自然に気づかされました。
初回から、3回目までのカウンセリングが
一続きのように感じられ、
ルーツまで含めた家族関係の中での
自分という、大きな視野から自分を見つめ直し
その後で、現在の問題に集約していくという、
見事な展開だったと思います。
◇ ◇ ◇
長谷川さんは一方的に誘導したり、
結論を出したりするわけではないのですが、
3回のセッションを体験する過程で
自然と腑に落ちていくものがあり、
自分の中でずっとこり固まっていたものが
ほどけていくような感覚がありました。
◇ ◇ ◇
まだすべてを咀嚼できたわけではなく、
あくまでヒントを与えて
いただいた感じですので、
これから、その種から少しずつ変化が
でてくるのではないかと楽しみにしています。
今まで何か問題が発生すると、
その都度自分なりに何となく
クリアしてきたつもりでしたが、
潜在意識の部分では何も変わっておらず、
だからこそ同じことを
繰り返してきたように思います。
今回は自分の奥底で何かが変わり、
その変化が継続していく手応えがありました。
◇ ◇ ◇
私は心理カウンセリングとは
どういうものかをよく知らないままに
セッションを受けましたが、
自分では思いもよらない発見があり、
人生のこのタイミングでご相談させていただいて、
本当によかったと思っております。
人は誰でも生きている間に考え方の癖を
持つものですが、自分ではなかなか
その癖が見えにくいものだと思います。
特に何か相談したいことがない方でも、
受けてみると何らかの気づきがある
有意義なセッションだと思います。
また2-3回継続的に受けた方が、
現在の問題だけでなく、
ルーツも含めた家族関係からの
大きな視野で、
自分を形作っているものを
検証することができるので、
学びも多いのではないかと思いました。
◇ ◇ ◇
幼少期を振り返るセッションの中で、
私には 「どのような感情を感じたのか」
という記憶がほとんどなく、
長谷川さんの質問に対して
「どう感じたか」より
「どう考えたか」を答えることが
多いとの指摘を受けました。
今の自分も、本当の気持ちが
わからなくなることが多いのですが、
幼少期からそのような傾向があったことに
自分では気づいていませんでした。
最後に、長谷川さんからは、
「考えれば感じない、感じれば考えない」
という言葉と、
「考えて先を読もうとしても
世の中には『変数』がたくさんあって、
その隠れた『変数』が人生を動かしている 」 こと、
「その変数が人生を思いもよらぬ方向に
導いてくれるものであり、
判断しないでゆだねることの大切さ」
を教わりました。
生きることは体験することであり、
これからいろいろなことがあると思いますが、
「感じる」ことへの希望を抱いて帰路に着く
ことができました。
淡々としたプロフェッショナリズムに
徹しながらも、
深い理解とあたたかい共感をもって
接してくださった長谷川さんには、
心より感謝申し上げます。
<長谷川の声>
1回目より、2回目。2回目より3回目と、
カウンセリングは回数とともに、
一歩、一歩進んで行きます。
その積み重ねが、やがて大きな
波となり、変化が継続していく
手応えとなります。
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