2:癒しの力を持つ玄米って何?

 

ご飯を白米から 玄米

変えるだけで、


うつが改善して、

性格が変わり、明るくなり、


心も体も見違えるように

軽く、元気になる。



これが、玄米食を取り入れた、

私や、私のお客様の経験です。



そんな不思議な癒しの力を

持った玄米ですが、


ほとんどの方にとって、

身近な存在ではないと思います。


玄米の存在ぐらいは

ご存知な方はけっこう

いらっしゃると思います。


スーパーのお米売り場の棚に

玄米が並んでいることも

今ではそんなに珍しいことでは

なくなりました。


何度かは食べたことが

ある方もそれなりに

いらっしゃるかな?と思います。


ただ、玄米とは?
一体何なのか。

ご存知な方は少数派だと思います。


そこで、まず今回は、
玄米を

より身近に感じて頂くために、


玄米の特徴について

カンタンにお伝えします。


 

  • <玄米大明神③>
    玄米とは?
  • <玄米との出会い>
    マクロビオティック入門



1:<玄米大明神③>
玄米とは?

 

同じお米と言っても、

玄米は、白米より栄養が豊富です。


玄米の栄養素、

特にビタミンや、

ミネラル分について

白米と比べてみると、

 

① ビタミンB1   5倍
② ビタミンB2      2倍
③ ビタミンE     6倍
④  鉄       2倍
⑤  リン      2倍
⑥ カルシウム        5倍
⑦ 食物繊維     6倍

 

などなどの差があります。


それは、玄米には、

お米の胚芽(芽の子供)と 

糠(ぬか、果皮・種皮)、が

残っているからです。

 

玄米と白米の違い画像

          ※フェリシモ様 からお借りしました。

 

白米とは、お米から、

胚芽と糠を取り去って、

胚乳(お米が発芽した時に

使う栄養源)だけを残したものです。


そのため、白米は、ほとんど

炭水化物=糖質だけになっています。


そんなところから、

「米」が「白」くなって

「粕(カス)」という、

白米の栄養が少ないことを

揶揄する冗談もあったりします。

 

上で上げたビタミン

ミネラル分のほかにも


玄米には

タンパク質脂質

私達が元気に活発に

生きて行くのに

十分な量が含まれていますし、


※ライフスタイルの違いなど、

 個人差はあると思います。


カリウム、

マグネシウム、

亜鉛などの

ミネラルも含まれています。


このように、玄米は、

栄養豊富です。


このために、

玄米と塩だけあれば、

元気に生きていけます。


このことから、玄米は、

「完全食」

呼ばれることもあります。


私は、かつて、

ほぼ、玄米と塩だけの生活を

数か月送ったことがあります。


その頃は玄米がおいしくて、

大好き過ぎて、

他の食べ物を

食べたくありませんでした。


それまでのぼくの体は

極度のミネラル不足

だったように思われます。


そのために、ミネラルの

豊富な玄米を積極的に欲した

ように思います。


その後、塩だけに飽きてきて(?)

玄米と味噌だけの

生活をまた数か月送りました。


これは、やはり玄米が大好きで、

玄米以外は食べたくなかったのと、


炊飯だけしたらいいので、

他の調理の手間が省けて

楽が出来て良かったからです(笑)


このぼくの、自分の体を使った

人体実験(笑)からは、


元気に活発に、

生きて行くのには、

玄米と塩や味噌だけで、大丈夫。


こう言えます。


その間、筋力も一向に

衰えませんでした。


むしろ、発達しました(笑)

 

ぼくの腕の写真
玄米菜食生活5年目の私の腕。
肉、魚、卵、乳製品などを食べない、いわゆるビーガンでした。

 

農作業などの力仕事をしていても、

タンパク質は玄米(と味噌?)

だけで十分なようでした。


朝食から焼肉を食べて、

夜はトンカツとか食べて、

たっぷり肉食していた頃と、

玄米菜食になってからの

筋力は全く変わりません。


腕立て伏せを 50回くらいできる

筋力は玄米菜食になってからも、

この 10 年間 以上、

変わることなく維持されています。

 

 

逆に、肉食過多がもたらす、

タンパク質の取り過ぎのための

健康への思わしくない影響については、


1970年代(今から50年前!)から

何人もの医師が指摘し続けています。


現代人はタンパク質の

取り過ぎで病気になっている

面もあるようです。


そんなところから、

現代病と総称される難病奇病は、

タンパク病ともいわれています。


それは、人類の体が、肉食動物より、

草食動物に近いことも関係しています。


人類の体の特徴は、

歯が、すりつぶす歯が大半とか、

腸が長いとかの、

草食動物寄りの特徴があります。


そして、人間には、

肉食動物が持つような

強力なタンパク質

分解酵素がありません。


ですから、人類は、肉を分解して、

炭水化物に変えてから(!)

消化吸収しています。

( 出典:「クスリを一切使わないで病気を治す」 
 著者:森下 敬一 医学博士・東京医大卒
         お茶の水クリニック院長
     三笠書房 1999.10 )

 

このように、肉を多食する食生活は、

人類の体の構造からして、

体に無理が掛かります。

(生肉食に順応した

 エスキモーの方々などを除く。)


肉食過多より、玄米菜食の方が、

体(特に消化器系)に

ストレスが少なく、体が楽な、

自然な食習慣と言えます。

 

 

こんな風に、玄米は、

栄養素などから見て、

私達の体に丁度良く

フィットする食べ物です。


しかし、ぼくの実感としては、

玄米にどんな栄養素が

含まれているのか?いないのか、

ということには、

実は、あまり関心がありません。


もし、栄養素が

豊富というだけなら、

玄米よりビタミンやミネラルが

豊富な食べ物は

いくらでもあります。


しかし、玄米のような

デトックス作用(好転反応)

起こるような食べ物を、

ぼくは寡聞(かぶん)にして、

他に知りません。


「玄米の持つ力の秘密は、

    栄養素からでは

 分からないところにあります」



そもそも、ぼくは、

玄米は栄養が豊富だから

 それだったら、

 白米より玄米だよね!


と思って

玄米を食べ始める気になった

わけでは全くありませんでした。


むしろ、

「玄米にはね、ビタミンが~、

 鉄分が~」 とか

なんとか言われていたら、


けむたくなって、

玄米なんて、まったく自分とは

関係ないことだ

と思っていた可能性がとても高いです(笑)。

 

では、そんなぼくが、

すっかり玄米菜食になった

きっかけはなんだったのか?


玄米菜食になって、

びっくりするぐらいの

デトックス(排毒・好転反応)があって、


心と体がすっかり見違えるという

経験を手に入れられたのは

どんなご縁だったのか?


それは、こんなきっかけで、

こんなご縁でした。

 

 

2:<玄米食との出会い>
マクロビオティック入門

 

前回、書かせて頂いたように、

ぼくは、初めての玄米の炊飯に失敗して、

とってもまずい(笑)玄米を

無理して食べることになりました。


そして、

これは、玄米はムリだな、

玄米はなかったことにしようと

心に決めました(笑)


それから、半年がたった頃です。


とあるご縁で、ぼくは、

熊本の自然食レストランに

勤めることなりました。

 

勤務していた、自然食レストラン風景 
勤務していた自然食レストラン風景

 

有機野菜って?

食品添加物って何? というほど


それまで全く自然食に興味も

縁も無かった、ぼくでしたが、


その自然食レストランで働くうちに、

だんだんと、自然食について

理解が深まっていきました。


それでも、そこは、肉も、魚も、卵も

どんどん使うレストランでしたし、

玄米もあれば、五穀米、

白米も用意していました。


ぼくは、はじめ、

珍しかった五穀米ばかりを食べ、

やはり、玄米は食べず(笑)、


肉も気にせず、

むしゃむしゃ食べていました。


やはり、その頃も、

玄米は、見た目からして、

特殊な食べ物でした。


そんな具合でしたが、

ある日、職場の控え室の

テーブルに置いてあった

一冊の本をパラパラめくったことを

きっかけに、

すっかり玄米菜食にはまりこんで

いくこととなりました。


その本とは、久司 道夫 先生の

「マクロビオティック入門」

(東洋経済社)

 

久司道夫 画像
久司道夫先生の晩年の写真

 

その本との出会いがあり、

マクロビオティックや

玄米菜食を実践するとことで、


1ヶ月で 11kg 体重が落ち、

2ヶ月間血尿が続くという

大デトックス(好転反応)を得て、


ぼくが 3歳児の頃に感じていた

天真爛漫(てんしんらんまん)な

心と体を取戻す道のりの

入り口に立つことができました。


それでは、

もう食べるまい、近づくまいと

心に決めていた、玄米に、

ぼくがもう一度挑戦する気になった

「マクロビオティック入門」に

書かれていた、驚くべき事とは・・・  


つづきます。


(ヒント:上の写真の人物・

 久司先生の耳の大きさに

 ご注目ください )

 

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