6:流産や中絶による兄弟の死による罪悪感 - 心理カウンセリング 大阪・箕面

6:流産や中絶による兄弟の死による罪悪感


【カウンセラー長谷川】:

流産や妊娠中絶で兄弟が亡くなって
いることが、生きづらさの
原因になることがあるんだよ。


【柴犬うみ】:

会ったことのない
兄弟なのに、なんで?

  

心理カウンセラー

長谷川 貴士です。


周りの人たちは楽しそうに

盛り上がっているのに、


私は、どうも
その輪に入っていけない。


私は、いつも、
どこか冷めている。


休みの日には、なんでも
好きなことを

してもいいはずだけど、


好きなことや、
やりたいことが

全く思い浮かばなくて、もやもやする。


結局そんなに好きでも、

したいことでもないことに


お金と時間と体力を使って、

あんまり楽しくなかったのに、

くたびれて、もやっとする。


こんなことはありませんか?


人生に何も楽しいことがない原因は、

心の深いところにある

「罪悪感」かも知れません。


「罪悪感」は、私たちの心に

マイナス方向のベクトルとして

働きます。


私たちが、深層心理に

「罪悪感」を抱えていると、


自分が笑顔になれる
しいことから、

無自覚の内に、遠ざかるような

選択をしてしまいます。


今回は、私たちが「罪悪感」を

深層心理に抱えてしまう、

代表的な原因の一つである、


流産や、死産、妊娠中絶に

よって亡くなっている

兄弟姉妹がいるケース


について解説させて頂きます。

 

  • 生きていることが罪?
  • 私たちの深層心理は
    全てを知っている?
  • 兄姉の死と引き換えに
    自分が生きている罪悪感

 

 

1:生きていることが罪?

 

私たちが、心理カウンセリングを

利用すると、普段、自分では

気づくことが出来ない、


深層心理の様子が

浮き彫りになります。


私たちの、深層心理の中に、

自分でも知らない内に決めた


「生き方のルール」が

あることに気が付きます。


私たちが、普段、全く

思い出さないようなことが、


実は、深層心理の中で

「生き方のルール」を作る

原因となっていることがあります。


私たちが、

心理カウンセリングを利用すると、


私たちが、これまでに、

全く考えもしてこなかった

ようなことが、


自分の「生き方」に
大きく

影響していることが分かり、

びっくりします。


流産や、死産、妊娠中絶のために

亡くなった兄弟姉妹がいるケースは、

その代表的なケースであると思います。


私たちの深層心理の中に隠れている、

流産や、死産、妊娠中絶のために

亡くなった兄弟姉妹への想いは、


私たちの「生き方」に大きく影響を

与えていることがあります。

 

 

< 例です >


自分に、流産や、死産、

妊娠中絶のために亡くなった

兄弟がいることを聞かされておらず、


全く知らずにカウンセリングを

ご利用頂いたS様の事例です。


カウンセリングを通して

見えてきたことは、


S様の深層心理は、


「自分には、流産や、死産、

 妊娠中絶のために

 亡くなっている兄弟姉妹が

 いることを知っている」


このことでした。


S様の深層心理には、

流産や、死産、

妊娠中絶のために

亡くなっている兄弟姉妹と


自分との間にある境遇の

不公平のために、


自分が生きていることを

「罪」に感じる

「罪悪感」がありました。


私たちは、流産や、死産、

妊娠中絶のために

亡くなっている兄弟姉妹がいると、


深層心理に次のような想いを

抱えることがあります。


「亡くなっている兄弟姉妹は、

 何も得ることが無いまま

 命を失ってしまっているので、

 生きている私と較べて

 不幸で損をしている。

 
 その亡くなった兄弟姉妹と較べて、

 私は生きていて、その亡くなった

 兄弟姉妹の分まで親からの愛情や

 保護を得ていて、恵まれていて

 得をしている」


この深層心理の想いのために、

生きている自分と、

亡くなってしまっている兄弟姉妹との

間に境遇の差が感じられ、


自分ばかりが生きていて

恵まれていることに「罪悪感」を

感じてしまうことがあります。


この不幸にも亡くなってしまった

兄弟と較べ、自分ばかりが生きていて、

恵まれていることへの

「罪悪感」の影響が、

S様の人生には顕著に見られました。


S様には、以下のような

思いや状態がありました。


「生きていること、それ自体が

 苦しく感じる時があり、

 もう消えてしまいたいと

 思うことがある」


「仕事が続かない」


「日本に居たくない」


「異性に興味がない」


「結婚や家庭を作ることも

 考えたことがない」

 

 

S様が、カウンセリングを利用され、

しばらく経ったある日のこと。


S様は、ご実家に帰ることがありました。


その時、S様は、母親から、

これまでに知らされていなかった

流産や、死産、妊娠中絶のために

亡くなった兄弟姉妹が実際に

自分にはいることを知らされました。


カウンセリングを通して見えてきた、

「流産や、死産、妊娠中絶のために

亡くなった兄弟姉妹が自分にはいる」

このことが本当だったと分かり、

S様はびっくりされていました。


< 事例ここまで >


このS様のような事例は

少なくありません。

 

 

2:私達の深層心理は
全てを知っている?

 

私たちの深層心理は、

家族に起きた出来事について、

私たちが聞いたことのない

ことでも知っています。


こう言われると、
多くの方は、

初めて聞く、馴染みのない話なので、

びっくりされると思います。


しかし、人の深層心理と向き合う

世界中の心理カウンセラーは、


「私たちの深層心理が、

家族に起きた出来事について、

私たちが聞いたことのない

ことでも知っていること」


気付かされる場面に

日常的に立ち会い続けています。


そうなのですが、

人の深層心理と向き合う

世界中の心理カウンセラーの間でも


私たちの深層心理が、

家族に起きた出来事について、

私たちが聞いたことのない

ことでも知っていることは、


まだ、仕組みが分からない

不思議なことだと思われています。


「私たちの深層心理が、

家族に起きた出来事について、


私たちが聞いたことのない

ことでも知っていること」は、


人の深層心理と向き合う世界中の

心理カウンセラーの間では、


30年以上前から知られていて、

研究が続けられてきています。


その30年以上の研究の成果や、

積み上げられてきた経験知からは、


私たちは深層心理の部分で、

「家族の記憶」を共有している

と考えられています。


このことは、古くは

19世紀のスイスに生まれた、

精神科医であり、心理学者であった

カール・グスタフ・ユングが、


「集合的無意識」という

アイデアを使って説明したこととも

通じているのかも知れません。


私も、前述のS様の事例のように、

お客様とのカウンセリングの中で、


私たちの深層心理の部分では

「家族の記憶」が共有されている

様子とよく出会います。


ただ、私たちの深層心理は

言葉を話しません。


私たちの深層心理が
知っている

情報は、言葉としてではなく、


多くの場合、体に感じる感覚や

衝動として表れてきます。


私たちが、自分の深層心理が

知っている情報からの

影響を受けていると、


自分には思い当たる明確な理由が
無くとも、

以下のようなことが起こることがあります。

 

  • 「気分が落ち込む」
  • 「悲しくなる」
  • 「身体が重たくなる」
  • 「消えたくなる」
  • 「何もやる気が起きない」
  • 「自分がダメな人間に思える」
  • 「人が怖い」
  • 「楽しめない」
  • 「自分が分からない」
  • 「失敗する方ばかりを選ぶ」
  • 「幸せを避けたり、壊す」

など

 

 

3:兄姉の死と引き換えに
自分が生きている罪悪感

 

私たちに流産や、死産

妊娠中絶のために亡くなった

兄弟姉妹がいると、


深層心理に「罪悪感」を

抱えてしまうのは、


前述のように、

亡くなった兄弟姉妹と

生きている自分との境遇の差に不平等や

不公平を感じるからです。


同じ両親から生まれた

兄弟姉妹なのに、


自分は今、生きていて

兄弟姉妹は1日も、1秒も

生きることができなかった。


このことに不平等、不公平
を感じます。


亡くなっている兄弟姉妹に対して、

何もしてあげられないのに、


自分が生きていること、

自分が生きていて、

人生を経験していることに

「罪悪感」を抱きます。

 

 

この「罪悪感」がさらに

強くなるケースがあります。


流産や、死産、妊娠中絶のために

亡くなった兄弟姉妹が、


自分より先にお母さんの

お腹の中に誕生した、

兄や姉だったケースです。


そのケースでは、亡くなった兄・姉の

弟や妹が以下のような想いを

抱くことがあります。


=============

兄や姉が生まれて、

生きていたならば、


自分は生まれていなかった

かもしれない。


兄や姉の死があったからこそ、

自分が生まれた。


自分は兄や姉が死んでしまった

犠牲の上に生きている。


それなのに、自分が

亡くなった兄や姉に

してあげられることは何も無い。
============

 

流産や、死産、妊娠中絶のために

亡くなった兄や姉が、

いらっしゃる方が、


上記のような想いから、

自分でも気が付かない内に、

深層心理に「罪悪感」を

抱えていることは少なくありません。


この「罪悪感」は、

自分が生きていることさえも

自ら否定するような「罪悪感」です。


自分が生きていることを

否定することは、自分の存在を

全否定してしまっています。


この自分の存在を
全否定するような

「罪悪感」の影響力はとても強力です。


この「罪悪感」の影響力は、

(すでに、上でも述べさせて頂いていますが)

自分で考えられる明確な理由無く、

以下のようなことが起こることの

原因になります。

 

  • 「気分が落ち込む」
  • 「悲しくなる」
  • 「身体が重たくなる」
  • 「消えたくなる」
  • 「何もやる気が起きない」
  • 「自分がダメな人間に思える」
  • 「人が怖い」
  • 「楽しめない」
  • 「自分が分からない」
  • 「失敗する方ばかりを選ぶ」
  • 「幸せを避けたり、壊す」 

など


※兄や姉が若くして(40才以前ぐらい)

亡くなってしまうことで、

弟や妹が抱えやすい罪悪感については、

一つ前の記事でも解説させて頂いています。

(1つ前の記事リンク)
 5:「兄、姉の死」による「罪悪感」


私たちに、上記のような

原因が分からない「生きづらさ」を

作り出してしまう「罪悪感」は、


心理カウンセリングを
ご利用頂くことで、

手放すことをサポートさせて頂くことが

できます。


深層心理に抱えている

「罪悪感」を手放すことは、


長年続いてきた「生きづらさ」を

解消して人生を変えるチャンスや、


不幸体質を抜け出して、

今より幸せになるための

チャンスとなります。


「罪悪感」からの影響による

「生きづらさ」を解消して、


不幸体質を抜け出して、

今より幸せになることを望まれる方は、


ぜひ一度、

私の心理カウンセリングを

ご利用下さい。お力になります。


次回は、


今回まで解説させて頂いてきました、

【罪悪感】シリーズの

<まとめ>をお届けします。


次回もよろしくお願いします(._.)、

 

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