【2】心理カウンセラーって何をする人ですか?

心理カウンセリングって
「宗教っぽい?なにか。」
と思われることもあるけど
宗教とは全く関係がないんだよ

医療的なケアを看護師さんが
担当しているように、
心のケアを心理カウンセラー
(心理師)が担当しているん
だよね

  • 心理カウンセリングは
    江戸時代の自動車?
  • 心理カウンセラーって
    何をする人ですか?
 

1:「心理カウンセリング」は
    江戸時代の自動車?

多くの日本人にとっては、

「心理カウンセリング」や

「心理カウンセラー」

(もしくは心理師)の言葉は

馴染みが無いと思います。


「心理カウンセリング」や

「心理カウンセラー」と聞いても


「・・・???」

なんとなく分かるような?

やっぱり分からないような?


もどかしい感じを感じられる方が

ほとんどかなと思っています。


「心理カウンセリング」を

利用されたことがある方も、

それほど多くないと思いますし、


「心理カウンセラー」を

仕事にしている人と出会う機会も

日常ではほとんどないと思います。


「心理カウンセリング」や

「心理カウンセラー」を

日常で身近に感じていらっしゃる方は

日本では少ないと思います。


ところ変わって海外では、ドラマや

映画などで、登場人物の日常の一場面として、

カウンセリングを利用しているシーンなどが、

特に説明なく出てくるくらい、


「心理カウンセリング」や

「心理カウンセラー」は

身近な存在であるようです。


< 私の場合 >

私は、小学生の頃からヤングケアラーで、

学生時代、社会人生活と悩みが尽きない

人生でしたけど、30年以上

(つまり30才以上になるまで)


「心理カウンセリング」や

「心理カウンセラー」の単語を

聞く機会はありませんでした。


もちろん利用したこともありませんでした。


私は、ただ一人で、自分の(運が)

付いていない孤独な人生を、


じめっとした気持ちを抱えながら、

耐え続けるように生きるしか

他に生き方を知りませんでした。


心理カウンセリングに出会う前の私は、

対人関係が苦手過ぎて、

人と関わらざるを得ない

社会生活に疲れ果てた結果、


人と関わるのはもう止めにして、

一人で自然と向き合う農家になろうと

決めました。


いわゆる限界集落の外れにある

古民家に一人で移住して、


耕作放棄地を鍬(くわ)1本で

開墾し始めました。

マメの畑
< 当時の私の畑 >

社会人になって8年間、人や社会から

遠ざかることを続けた結果、私は、

シカやイノシシ、猿などの獣たちから農作物を

守る闘いをする日々にたどり着いていました。

鹿の親子
< 家の周りを昼間からシカがうろうろ >

親からも、妹からも「変人」とか「仙人」とか

思われていて、「(息子は)結婚しない」

「(お兄ちゃんは)変だから結婚できない」

30才にして、生涯独身確定と思われていました。


しかし、私は「心理カウンセリング」

と出会いました。「心理カウンセリング」は

私が生きづらかった原因を解消することを

見事にサポートしてくれました。


「心理カウンセリング」のおかげ様で

対人関係への苦手感もすっかり無くなり、

今では、家族の予想を大きく裏切って、


今では、二児の父親として、

奥さんと4人家族で、

「心理カウンセラー」を仕事にしながら、

じめっとすることも、


(運が)付いていない人生を嘆くこともなく、

 楽しく暮らしています。


少し話しが脱線しました。

私の心理カウンセリングの経験談はさておき、

「心理カウンセリング」を

利用されたことの無い方にとっては、


「心理カウンセリング」について、

「分からない」と感じると思います。


人間は、見たことがないものや、

経験したことが無いことは、

イメージすることが難しく、

「分からない」と感じます。


利用されたことが無い方に

「心理カウンセリング」を

説明させて頂くことは、


よく使われる例ですが、

「江戸時代の日本人に、

(現代の)自動車」を説明して下さい。」

この難しさと似ているかと思います。


「自動車」を見たことも聞いたことも

無い人に説明する難しさです。

※(ちなみに)
日本が江戸時代だったころ、ヨーロッパでは
蒸気で動く自動車が発明されました


江戸時代の人に自動車について

説明するとすれば、

江戸時代にも荷車はありましたから、


「車輪が4つ付いていて、

 人や荷物を運ぶことができます。」


まずは、「自動車」の説明として、

ここまでは江戸時代の人にも

伝わるかと思います。


しかし、この先が難しいですね。

「だけど、人も、牛も、馬も

 その荷車を曳きません。

 その荷車は燃料を燃やすことで

 自動で動きます。

 1時間あれば、大阪と京都の間を

 往復できる速さで進むことができます」

 
きっと江戸時代の日本人は、

「人も、牛も、馬も曳かないのに何で動くの?」

「燃料を燃やして動くのってどうして?」


「1時間あれば、大阪と京都の間を

 往復できる速さで進むことができるって

 言うけど、どうやって?

 とても信じられないけど。」


※江戸時代、大阪―京都間は、
船で移動することが主流で、往復するのには、
18時間~36時間程必要だったようです。


「自動車」を見たことも

聞いたことも無い江戸時代の日本人に

「自動車」を言葉で説明することも、


まだ、ご利用頂いていない方に

「心理カウンセリング」を

言葉で説明することも、

どちらもイメージすることが

難しいことだと思います。


しかし、「自動車」も

「心理カウンセリング」も

利用するまではイメージすることは

難しいのですけれども


利用してみると、これまでの

人生には無かった新しい経験を

することができます。


先ほどは(上記では)

「心理カウンセリング」を利用したことで、

私自身の人生が新しくなった事例を

少しだけ紹介させて頂きました。


私だけなく、私のお客様の皆様も、

「心理カウンセリング」を利用されて、

様々な悩みや課題を解消されて、


人生に今までに無かった

新しい1ページを開いて下さりました。


そんな自分自身や沢山のお客様の事例から、

「心理カウンセリング」は、

江戸時代の人達にとっての「自動車」のように、


多くの人にとっては、

まだ見たことが無いことだけれど、


私たちの苦労やつらさを減らし、

人生に新しさを作ることの

サポートになると思っています。


そう思っていますが、江戸時代の人が

初めて出会った「自動車」を、

気軽に利用しようとは思えず、


怖々と近づく様子が目に浮かぶように、

やはり、身近ではないものは、

利用しづらいですよね。


「心理カウンセリング」を

利用されたことが無い方が、


「心理カウンセラーって何をする人ですか?」

「心理カウンセリングってなんですか?」


このご質問をお持ちになることは、

ほんとうに自然なことだと思います。


「心理カウンセラー」や、

「心理カウンセリング」は、

多くの方にとって、馴染みが無く、

イメージでがきない、分からないことです。


しかし、例えば、仮に江戸時代の人たちが、

「自動車」を利用できるようになったものの

「分からない」

「これまでに利用したことが無い」

という理由だけで、


「自動車」の便利さを活用せずに生活するのは

自分ができることの範囲を狭めてしまうことに

なってしまうように、


「心理カウンセラー」や

「心理カウンセリング」についても、

「分からない」

「これまでに利用したことが無い」

という理由だけで活用しないことは、


自分が本来ならば得られることや、出来ること

の範囲を狭めてしまうことになってしまうと、

私は実体験からそう感じています。
(手前味噌ではありますが(-_-;))


ここからは、「心理カウンセラー」や

「心理カウンセリング」について、


私自身の実例などを用いて、

できるだけ丁寧に、できる限り分かり易く

解説させて頂きますので、

最後までお読みいただけると

ありがたく思います。

2:心理カウンセラーって
  何をする人ですか?

< ご質問 >

「心理カウンセラー」ってなんですか?

< 答え >

心の専門家として、

お客様が普段、自分一人では

気が付くことのない

「深層心理の声」を聴くことを

お手伝いします


そのことを通して、

お客様が抱えている「心の課題」を

解消することをサポートします


「心の課題」が解消されることで、

生きづらさが減り、自分が望む人生に

1っ歩、1っ歩、近づいていくことができます。


< 私の実例 >

前回の記事でもご紹介させて頂いた

私自身の実例からのエピソードです。


私が新卒で入社した会社で、

半年も経たたない内に心身の調子を崩して、

会社を退職せざるをえなくなったのは、


私が就職先を選ぶ時の運が

なかったのかも知れません。


私が自分の適正を考えずに、

安易に就職先を決めてしまったことが

原因かも知れません。


上司との相性にも原因が

あったのかも知れません。


往復3時間以上の、

東京の満員電車での通勤が

ストレスだったのかも知れません。


原因を上げるとしたら、

いくつもあったかと思います。


その沢山ある原因の中でも、

「心理」に関わる部分についての

ケアや、課題解消を


心理カウンセリングを通して

サポートさせて頂いているのが

心理カウンセラー」です。


例えば、私の場合、就職先を考えるときに

自分の向き不向きを考えずに、

お給料とか、休日日数などで、

安易に決めてしまっていました。


その結果、やりがいを見い出せない、

少しも向いていない仕事を

することになりました。


当然に、成果は出ず、失敗を繰り返し、

社内の皆さんに迷惑ばかりを

掛け続けてしまいました。


上司に怒鳴り散らされ、嫌みを言われ続け、

けなされ続ける日々を過ごすことに

なってしまいました。


上司から「お前労基署とかに

行くんじゃないんだろうな。」

と言われたこともあります。


「後日」私が「心理カウンセリング」を

利用して、自分の深層心理の声を聞いて

知ることになったのは、


私が上記のような経験をした理由の一つは、


「自分を大切にする思い」を持つことが

できなくなる「心の課題」を

私が深層心理に抱えていたことが原因でした。


その結果、自分の人生や将来設計について

少しも考えることができないのが私でした。


場当たり的で、無計画な人生を

生きることしかできなくなっていました。


そのため、就職だけなく、何につけ、

失敗と挫折を繰り返す選択ばかりを

選び続けるのが私の人生になっていました。


生きているのが苦しくなった時、

私が心の支えにしていたことは、

大学時代に借りた奨学金を完済すること、

でした。


せめて、それだけはしようと思い、

踏みとどまって生きていました。


そんな状態の私でしたが、

「心理カウンセリング」を利用したことで

抱えていた「心の課題」をいくつも

解消することができました

その結果人生は大きく好転


今では、心の専門家と成り、

心理カウンセラーの仕事を

10年以上続けることができています。

両親に孫の顔を見せることもできました。


心理カウンセリングを利用する前には

想像することもできなかった、

思っても見なかった人生に成りました。


私自身が心理カウンセラーから

サポート受けて

人生の方向性を180度ぐるっと変えることが

できたように


私のカウンセリングのお客様にも

元気になって幸せな気分を

増やしてもらいたい


これが心理カウンセラーとしての

私の思いであり、


それを実現するためのサポートを

心理カウンセリングを通じて行うことが、

「心理カウンセラー」の役割であり、仕事

だと思っています。

心理カウンセラーとは

お客様が元気と幸せな気分を増やすことを
心理カウンセリングでサポートすることを
仕事にしている人

次回は、

「心身の調子を崩してしまった」

上記の事例の私が、お客として、

「心理カウンセリング」を利用すると、


どのような心のケアや、

深層心理の課題を解決するための

サポートを得られるのか、


下記に挙げている、

<カウンセリングの「利用目的」
 の主な5つのパターン>

に当てはめながら、

具体的に解説させて頂きます。


<カウンセリングの「利用目的」
  の主な5つのパターン>

【パターン1】
つらい経験の話しを聞いて欲しい

【パターン2】
つらい経験の中で傷ついた心を癒したい
トラウマを解消したい

【パターン3】
つらい経験を繰り返さないために
つらい経験を引き起こしてしまう
自分の中にある心のクセを見つけて
解消したい

【パターン4】
決められずに迷っていることや
気持ちが混乱していることがあり
心の整理をサポートして欲しい

【パターン5】
悩みや困難な状況について
心の専門家(心理カウンセラー)
に質問して意見や見解を聞きたい

次の記事も合わせてお読み頂ければ、

カウンセリングを利用することの

イメージがより明確になると思います。


次の記事もどうぞよろしくお願いします。

<次の記事>
「カウンセリングが出来ることの5つのパターン」